本多×ノマ〜ディズニーランドにて〜 
「なあ、本多。俺、ディズニーランド行きたい」
「別にいいけどよ…なんでランドなんだよ?」
「今年で25周年なんだよ!つまり、俺達と同じ年。俺達もそうやって長く続くように良いだろ?」
「そうだな。克哉がそういうなら…行こうぜ」
ということで俺達二人は、来週ディズニーランドに行くことになった。
「なんだか、嬉しそうだな、お前。」
眼鏡が話しかけてきた。俺は知らんぷりをしていたが、俺の腰あたりを触りまくっているので、仕方なく
「来週、本多とディズニーランドへ行くんだ!お前は邪魔するなよ」
と自慢していうと
「くっくっ。ディズニーランドなんて子供ぽいな。まあお前たち二人にはちょうどいいかもな」
とあまり、食いついては来なかった。
「ディズニーランドかあ…。」
と眼鏡はつぶやいた。眼鏡は早速、御堂に連絡した。
「来週、もう一人の俺と本多がディズニーランドに行くそうだ。」
「なんだと?それで…」
御堂と眼鏡克哉も二人もディズニーランドにいく事にした。
そして当日。
「本多、お待たせ!」
と俺が入口へ行くと、本多の他に御堂さんと眼鏡の俺もいた。
「いやあ、克哉。偶然だね。一緒させてもらってもいいかね」
本多は嫌そうな顔をしていたが、御堂さんが折角来てくれたんなら…
「はい…」
と男4人でディズニーランドを回る事になった。
他の二人と別行動し、俺と本多は乗り物に乗りまくった。
「御堂、何をしてるんだ?」
「佐伯、これを克哉に被せたら可愛いんじゃないかと思って…。」
「確かにあいつには似合いそうだ。俺はお前も似合うと思うぞ。ほら」
「佐伯ー貴様。」
「今度やる時に、使うか…」
とこちらはこちらで、楽しんでいた。
待ち合わせ場所に、着くとお土産を一杯の眼鏡と御堂さんがいた。
そして、大の男4人でパレードを楽しんだ。
「あ〜楽しかった!」
そして俺と眼鏡は家に帰った。
「そういえば、なに買ったんだ?」
「あ〜これか。これはだな。」
と俺を床にたたきつけ、頭になにやらかぶせた。
「なんだよ?これ」
「これは、御堂からのプレゼントでミニーのカチューシャだ。やっぱりよく似合う…」
「なにいってんだよ!」
しかし、眼鏡は俺の腕をつかんだまま離そうとしない。俺は疲れていた為反抗する気もおきず、眼鏡のされるがままに体を任せた。
そして、俺が寝ている間に眼鏡は
「お土産とっても喜んでたぞ。それとミニーのあいつとっても良かったぞ。」
「そうか…では私はマリーでやってみるか。」
これからしばらくの間俺は3人に遊ばれる事を今はまだ知らない…
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